生活環境、仕事の環境から違和感に気づける感性が大事

久しぶりに大阪、眠い目をこすりこすり朝早くから新幹線で向かっています。その日は大阪で勉強会が開かれます。大阪の街にワクワク、勉強会にドキドキ、何か新しいヒントがあるかもしれないという期待ばかりです。

新しい体験は、何かのヒントを与えてくれます

未知の世界のワクワク感、新たな気づきが待っていると思うとドキドキも高まりますよね。

気づきは主体的といいます。

新しいことには、初めから主体性が出てくる気がします。新しいことには、不安もあるにかもしれませんが、楽しいことだと不安も無く主体性が発揮できる、それならすべてのことを楽しいと思って行うことができれば、多くの気づきを得ることができるのではないでしょうか?

未知の自分との出会いが、新たな可能性を見つけることに繋がる

これを仕事に置き換えてみるとやらされ感がいっぱいでは、気づきも起きないかも知れません。そんな日常を過ごしていると感じるなら、楽しい新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか? ひょっとしたら新しい気づきが生まれるかもしれません。

今日の大阪はそんな気がしています。そんなワクワクを作り続ける事が新たな未来を切り開くことになるではないでしょうか。

大阪に着くとエスカレーターの立つ位置が右側となります

名古屋は左側です。大阪では当たり前のように右側に並ぶ人たち、これが企業なら企業風土と言えるのではないでしょうか? 違和感なくいつの間にか当たり前になる習慣、良い習慣でも悪い習慣でも当たり前になるとそれが日常です。しかし、今回のように違う街から来てみると不思議な違和感、これは初めて新しい企業を訪問する時に感じる感覚に似ています。その企業では、当たり前、普通の習慣、感覚であるかもしれませんが、違うな・・と感じることが・・・。

いい空気感ならいいのですが、澱んだ空気感だと何かあるなと感じたりします

これは、独立する前に会社の中で、組織を創る過程で、時々感じたものでもあります。戦略や指示が違った場合、組織全体にそんな空気感が生れます。あ、何か違う、サポートがいるなと・・。そんなことに気が付けるのも組織構築の中で、感じたことでした。戦略毎に社内に緊張感が走ります。しっかりと社員を見ていないと説明不足による誤解やニュアンスの違いによる不協和音が生れたりしていることに気が付きません。この感覚は、経験したものでなければわかりません。社員全体のモチベーションに影響を与え、支社の売り上げの数値に影響してきます。

当たり前になっていしまっている空気感に疑問を持ってみることも大事だと思います

自社の組織を俯瞰できれば、見えてくるものがあるります。無駄だと思っているけど言い出せない、意識なく業務をこなしてしまい業務の意味を考えてみるとよくわからずに行っていたなど、日常の習慣は怖いものがあります。

さて、大阪の続きに話を戻すと楽しい気づきがありました。お昼ご飯を食べに外に出かけた時のことですが、近くに歴史がありそうな定食屋さん、老夫婦二人で切り盛りしていました。お店の入り口で入ろうとすると中から外が見えることからおかみさんが扉を開けてくれます。自動ドアではなく、おかみさんの手動ドア、人が開けてくれるとドアの開閉も重みが違いますね。「いらっしゃいませ」こちらは、「ありがとうございます」とドアを開けてくれたお礼から始まります。「好きな席にお座りください」と声をかけてくれます・・・。 お昼一番乗りでした。真ん中のテーブルに座るとメニューが大阪らしい、さすが大阪と思いながら注文をします。詳細は書きませんが(笑)一つ一つ丁寧に聞いてくれるおかみさん、次から次へとお客さんが入ってきましたが、トレーに定食の準備をしながら、注文を待ちます。穏やかな表情で対応しているのが、この店の空気感を作っているのだなと感じました。

そこにいる人で空気感が創られます

居心地がいいとか、居心地が悪いとか、それぞれ価値感により感じ方も様々になると思いますが、穏やかな空気感は誰もが受け入れてもいいと思えるのではないかと思います。常連さんなのか? 一見さんなのか? いろいろな方がいましたが、不思議とお店に一体感があるような気がしました。

午後からの勉強会でも新しい気づきがあり、いつの間にか終了の時間。祝日に大阪まで出かけてきた甲斐があります。

仕事柄、いつも新しい事を吸収する必要があるように感じています。企業の未来を考える時、固定観念に縛られない未来を想像できるようにまた、新たな気づきを見つけに・・。

帰りに新大阪駅でちょっと一杯、始めはビールから、周りから懐かしい関西弁が聞こえてきて、ふと昔に戻る時です。写メのタイミングを逃し、あとわずかのビールをインスタグラムに投稿しようと思います。良き休日でした。笑

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