鈍感な現場対応は経営危機に陥りやすい!!

ブログを書くことは、快感でもありますがストレスでもあります。誰と約束したわけではないブログの投稿、いつの間にか3年になります。時々書くくらいだから、続いているけど・・・。

毎日書いている人は凄いなー。

ブログを書く場所は、喫茶店だったり、ホテルのロビーだったり、事務所だったり、至る所で書いています。周りにいる人々を観察していると発想が浮かんできてパソコンのキーを自然に打ち始めます。そんな時間が楽しい時間でもあります。しかし、コロナでその時間が無くなり、外出が制限された部屋の中では、風景が変わらなくてパソコンの指も動かなかったりしていました。

面白い文章を書くつもりもなくて、弊社のホームページを見てくれたり、また、ブログを見に来て読んでくれた人が、「参考になったなぁ」、「時々来てみよう」、「書いた人と話してみたいなぁ」となれば、理想的でもあるなーと思ったりしています。

 

どんな中小企業にも経営課題があります

特に人材の育成に関しては、ほとんどの企業が課題、悩みとして抱えています。

「採用が上手くいかない・定着しない」、「人が成長しない」、「管理職が育たない」「管理職を育てられない」、「No.2が育たない、片腕が育たない」などで、そこから繋がる「事業承継の準備が進まない」など事業承継関連のテーマで書ければと思っています。時々、関係ない事も。笑

ここに書いているのは、相談があったことや気になること、感じたことを書いています。外から企業を見ることができるから解ることでもあり、このままで大丈夫かなと思う事、思う企業、思う経営者がいたりします。

しかし、現状を打破するためにすぐに行動に移る経営者は少なく、社内で問題が起きてから相談の連絡が来るのがとても多いです。

こういうパターンの経営者は、事業承継も後手後手になっていて、ご自身の退任時期も決めていないことが多く、目先の売上に意識が行っていて、人材育成にも力を入れてなくてはいけないと思いながらも、今を何とかしなくてはならないから、そのうちに手を付けようと思っているうちに時が過ぎ、今になりましたと後から相談を受けた時に聞くことになります。

歯医者に例えると解りやすい

実は、歯医者に似ているのかなと感じたことがあります。

定期的に検診する人は少ないそうで、歯が痛くなってから慌てて通うということと同じです。定期検診を受けていれば、短期間で済むのに、痛くなってからだとそれなりに時間はかかりますよね。しかも、自分の身体が痛いというのは、すぐに行動しやすいですが、組織的な事だったりすると気が付かず、気が付いても傍観するだけで、まあ、そのうち良くなるだろう、誰かが何とかするだろう、深刻に考えていない等があり動きが鈍いようです。

 〇 ちょっと気軽に問い合わせてみよう・・・

 〇 採用上手くいかないけどちょっとだけヒントが欲しいな・・・

 〇 同じ失敗が多い組織なんだけど何とかならないかな・・・

 

歯が痛くなる前に気軽に相談するということ

メールなり電話をかければいいだけのことだと思いませんか?

それで、ヒントが得られるならとても有益な事だと思います。

家電屋さんに例えばテレビを買いにいくとして、ネットで事前に確認したり、チャットで問い合わせたり、現地で商品を見たり、その商品の特徴や使い方を聞くとこは普通にしていませんか?

経営に関してネットで調べて、問い合わせて、実際に会い相談する。

そういうことは面倒くさい事なのだろうか?

本当に困っていないから聞かないの?

知っている人に相談すればいい? とか理由がいろいろあるんだろうなと思います。

 

以前とある大手の名古屋支社長さんから相談があり、組織の改革を進めたい、MBAで勉強したが自分の考え方や判断がいいのかもわからない。いっしょに考えて欲しいしという案件でした。その後、名古屋から東京の支社長へ栄転されました。先手先手で動く方で、会社の期待も大きい方だと思います。

実際には、中小企業は問題が起きてからの相談が多く、先手先手で動く人の方が少ない、早く会社を前に進めたい、売上げを上げたい、人材を育成したい管理職を作りたいと考えれば、行動に出るのではと思うけど、日常の仕事に追われていて考える時間がないなど・・。

 

かたや伸びている中小企業の経営者は先手先手で動いています

3年も5年も10年も先の準備を今からしている。それが伸びる企業、伸びる経営者だと思います。

今、10年先のことを考えて研修を行っている企業があります。

10年先のことを考えて、管理職候補生を教育していくカリキュラム作成から、実施、習慣化まで進めて行こうとしています。最初から研修などができたわけではない所からのスタートでしたが、いつも前を向いている経営者でもあります。

会社が大変な時にこそ未来に投資できる経営者、コスト削減のために人件費の削減をする経営者がいますが、この企業の経営者はそうではない。会社から人にやめてもらうということは一切して来なかった。どんなに大変でも、人は切らなかった経営者でもあります。

経営者の根本にしっかりとした芯がある経営者は、いつの間にか社員から信頼される経営者へと変わっていく。

その流れが、企業の成長へと繋がっていくのではと感じます。

まずは、動くこと、先手先手で行動を起こすことです。

未来から逆算すれば、することが見えて来ます。バックキャスティングという言い方もしますね。

 

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