犬派と猫派があるように人材育成にも似た所があると思いませんか?

最近のペットブームもあり、知人との話でもそんな話が時々出てきます。ペットではなく家族ですね。昨日もこんな話がありました。家の中で買っているワンちゃんのお話しです。ほとんど家で生活しているワンちゃんですから、危険な経験は皆無のはずですが、家庭にある果物に威嚇したことがあるそうです。

それはなんとスイカだそうで、見たこともない物体、自分と同じくらいの背丈など、色?模様?本能がそうさせたのでしょうか?しばらく威嚇していたとか。威嚇の声が静かになったので様子を見に行ってみると、なんと、なんとスイカの横に蜷局を巻いたウンチが在ったとか。してやったりという意思表示なのかとワンちゃんの思いを代弁する飼い主さんでした。

笑い話で済むお話しですが、さて犬と猫の決定的な違いとして、トイレの練習が必要な犬とすぐに覚えてしまう猫と育て方もかなり違うようです。犬派と猫派がいるよう好みも違いますね。

これを人材育成に例えてみると手のかからない人材と何度も何度も教えながら育成が必要な人材といるような気がします。これは、経営者の好みもあり、一人で育って欲しい、あまり手をかけたくない、程よい距離感を取る経営者としっかりとその人材に関わり、何度でも根気よく教える経営者となんか分かれるのではないかと思うことがあります。自分で覚えていく社員は、中小企業ではなかなか採用できません。手のかかるほうが多いような気がします。

出典 獣医師のサイトhttps://www.veterinarians.comからの抜粋。

犬の場合

野生では犬は群れを形成し、群れのメンバーの一頭一頭が食物の確保や防衛などの役割を担っています。群れにはリーダー格の犬がおり、他の犬はその犬に従って行動します。現代の飼い犬にもこの群本能が残っており、一般的にはどの犬も高い社会性を持ち、フレンドリーで、食物を与えて導いてくれる個人や家族に喜んで従属する傾向があります。本能的に自分の群れと一緒に動く習性があるため、旅行や引っ越しなど、さまざまな経験も簡単に受け入れます。この群れの心理があるために、長時間独りで過ごすことは苦手といえます。親密な関係と、自分が注目されることに対する強い欲求を持っています。犬を飼うということは、子供を持つことに匹敵するといわれています。

猫の場合

本能が残っている現代の家猫は、犬と比べるととても独立心があります。よそよそしさすら感じるかもしれません。日中に眠り、夜中に家の中を徘徊することがよくあります。この行動は、自分の空間を大切にし、特に未去勢の猫はトイレの周囲にマーキングをして自分の縄張りを主張する傾向によるものです。引っ越したり、家具の配置を変えたりすると、縄張りが大きく乱されるため、ストレスの原因になります。独立心は旺盛ので、犬よりは留守番が得意ですが、すべての猫が同じとは限りません。その一方で、社会性が高いことを覚えておきましょう。猫は、人と非常に強い絆を形成することもできます。お気に入りの人間が突然消えた時には分離不安を起こすこともあり、特に飼い主が度々変わったような場合にこの傾向が強くなります。猫は狩猟本能がDNAにしっかりと書き込まれていて、かつ非常に高い知能を持つ動物です。食物を与えてくれる人や遊んでくれる人も認識しています。最初のうちは、犬ほど愛情を示すことはないかもしれませんが、時間とともに飼い主に深い愛着を持つようになり、夜、あなたが映画を見ているとすり寄ってきてそばで喉をゴロゴロ鳴らしてくれるでしょう。

躾に関しては

普通は犬の方が簡単です。群れ社会の心理行動を持つ犬は、本能的にリーダーに従いやすく、従順な性格をしていることがよくあります。通常は、飼い主が犬に理解してもらいたい行動を教え、それを繰り返すことでしつけを行っていきます。犬は人を喜ばせることが好きなので、飼い主の要望に応えることにも幸せを感じます。しかし、すべての犬が同じわけではありません。しつけやすい性格や学習能力が備わっている犬種もあれば、そうでない犬種もあります。

犬ほど確実ではありませんが猫もしつけることが可能です。ただし意思の強い性格を乗り越えるには、多大な忍耐と一貫性が必要です。やっていいことといけないことの境界を教えるのに集中するとよいでしょう。

トイレのしつけに関しては

犬より猫の方が簡単です。猫は本能的にトイレを使おうとします。トイレがどこにあるか1回教えるだけで十分かもしれません。

一方、犬はトイレのしつけが難しいことがあり、特に子犬では大変です。排泄をしていい場所といけない場所を教えるには、何度も繰り返し積極的に教える必要があります。

 

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