人財育成のヒントとは何か?

 

人財育成のヒントは、いかに気づかせるか!

気づきは、主体性がある時に起きると言います。受け身の時は、あまり気づきが起きません。

主体的であり、前に向かって仕事をしている時はやることがたくさん見えてきますが、気持ちが受け身の時は、1ヶ月がいつの間にか過ぎてしまったりなど誰もが経験があると思います。

脳の中には、シナプス(神経細胞間の結合部)があり、短期記憶のシナプスと長期記憶のシナプスがあるそうです。

研修は、長期記憶として身に着けさせることがポイントとなりますから、長期記憶のシナプスを刺激します。

 

学生時代の一夜漬けは、短期記憶に瞬発的に記憶させる

そしてすぐに忘れてしまう。試験が終わった後は、憶えてないということを皆さん経験していませんか? 研修を成果に繋げることを考えると、毎日の日常業務の環境がとても大事というのが解ります。

研修が生きる環境を作り、気づきがたくさん起きる業務の仕組みを作ることが大切になります。

 

エビングハウスの忘却曲線は、ご存じですか? かなり有名なお話しです

ドイツの心理学者エビングハウス(Ebbinghaus,Hermann1850–1909)の実験によると、ある学習の記憶は,20分後に42パーセントを忘れ、1時間後に56パーセント、1日後では74パーセントが忘れられてしまうという。そして1ヶ月後(30日間後)には79%を忘却し、おぼえているのは21%であった。

このことから、記憶したことは1日の間に急激に忘却し、その後の忘却はゆるやかに起こる ことがわかる。彼はその結果を「エビングハウスの 忘却曲線」という図表に残した。
このことから1時間後の忘却率が56%ということは、授業の最初にやったことは、授業が終わる頃にはもう半分以上が忘れられているということを意味する。これは授業の最後に教師が「まとめ」をすることの重要性を示唆しているとも考えられる。

 

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