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久しぶりの歯医者に通っています
4回ほどで終わりの予定ですが、この苦痛に耐えるのは大変です。実際は、虫歯ではないので痛くはありませんが、トラウマなのか「歯医者「=「痛い」と脳が記憶しているようです。
この世の中の一番怖いのが、「歯医者」と「ゴキブリ」子供の頃から歯医者は恐怖でした。「キーン、キーン」という歯が削られる音、たまりません。緊張して冷汗が出るくらい嫌いな音です。コロナも落ち着いて、2年ぶりの歯医者で歯垢を取り除いてもらうために検診を受けました。歯医者に向かう足は、いつも心持ちゆっくりに感じられます。あ、いやなんだろうなと自分を分析しながら、ビルの前に付くとエレベーターで3階へ、扉を開けるとそこは「青い海、オアシス」ならいいのですが、「緊張の空間」です。見えるのはいつものフロントです。
いつものように
「こんにちはー」と明るい声が受付から聞こえるではありせんか
少しホッとする時でもありますが、待つ時間が長い事長い事、実際には5分もありません、長く感じてしまいます。靴を脱いで診察室へ入るのですが、緊張からか、足がよろけて壁に寄りかかるということは何度も・・・。
抗菌仕様のスリッパに履き替えて、診察台へ「どうしましたぁ」と先生の声、椅子を倒しますねと声がかかり、リクライニングの椅子が倒されます。顔にタオルをかけられて、視界が妨げられますが、これで少しホッとします。器具が見えないのは少し安心です。でも、周りからは、「キーン、キーン」と恐怖の音が聞こえてきます。歯が削られる音「キーン、キーン」と・・・リラックスしてくださいねと声をかけてもらうが、そんなの無理無理、余計に力が入ります。
先生が状況を説明をしてくれるのですが、「ハイ、ハイ」としか言えれません
早く終わって欲しくてもあるけど、これはパワハラだなと思った(笑)。先生に絶体服従のような会話が進む。「ハイ、ハイ、解りました」反論は出来ません。あ、これがトップダウンのマネージメントだなとそんな企業があります。社員の心境ですね。社長の言われたことに「ハイ、ハイ」と答える。まさにこれだなと思いながら、治療を受けながら意識をそらします。
かなり長い時間が過ぎたように感じるけど、わずか15分くらいが30分以上の時間に感じられます。
最後に歯磨きの仕方を別の先生から指導が入ります
ところどころ磨けてませんね。ここは、このように歯ブラシを縦にして磨きます。奥歯の横は、普通の歯ブラシでは入らないのでこの細い歯ブラシを使い磨いてください。ほぼ、直立不動で「ハイ、ハイ」と返事をします。小学校1年生にでもなった心境です。何も抵抗しません。言われたとおりに磨きますとその場では思いますが、なかなかこれが出来ないんだよなーと思いながら、返事をするのですが、その返事に先生がいつも大笑いしながら、説明することとなります。5つくらいある診察台がある広さの部屋ですがその診察室の空間にその大笑いが響きます。後者は豪快な女性の先生です。
この説明が終わりの合図、やっと椅子から降りられます。後は、清算をして次の予約をして帰るだけだなと思うと姿勢がシャキッとします。ドアを開けて外にでると嫌な事は、なかったことに(笑)こんな歯医者通いをしています。
誤解のないように説明しますが
歯医者さんは、丁寧で優しく接してくれています。がしかし、自分の中に子供の頃のトラウマがあり、歯医者は怖いという概念で観てしまうということです。なかなかクリアできないなぁ。
さてさて、
ここで言いたかったのはパワハラの事
苦手な人、苦手な事柄の場合、先程のようなことが起きているのかと一度苦手となると簡単には、変えられないですね。会社は、社員と接する時間がたくさんありますから、歯医者さんのように数分ではないので、改善できるチャンスはたくさんあると思います。コミュニケーションを取る所からゆっくりと始めてみましょう。ウエカラになってはいませんか? 苦手な事は普通に話をされてもウエカラに聞こえてしまいます。ちゃんと相手を見てコミュニケーションを取ることが大事ですね。