「部分最適」は「全体最適」にならない(トップマネージメント)

一部部だけを見た改善は、上手くいかない

経営者の方からのご相談の中でよくあるのが、企業内で課題のある部署を改善したいのですと・・・。ある部署、部分を改善すればすべてが良くなると思いますと・・・・。

総務が弱いからそこを改善すればすべてうまくいくはず、営業が弱いから人を入れるなり、教育すれば売り上げが上がるはず、人事の改善をすればボトルネックがなくなり生産性が上がるはずなどと考えてしまうのですが、間違いではありませんが、小規模企業の場合そんな簡単にはいきません。

 

研修は逆効果になることもしばしばある

ほんの一例ですが、たとえば、総務を完璧な仕事が出来るようにとコンサルティング又は研修をしたと仮定しましょう。総務は、社内全体の仕事に関わる重要な要の部署です。受けたことにより総務から見れば、周りの部署は出来ていないことだらけとなり気になり始めます。

「どうしてこれが出来ないのですか?」「こうすればいいのに」など少し否定的な意見が出始めます。出来ている人から見れば、出来ていない人は気になります。

また、周りの他部署から見れば、「そんなにキチキチとしなくてもいいでしょう?」「そこまでする必要がありますか?」と今までの仕事から質を上げなければならなくなり、ストレスに感じることが多くなります。細かくチェックされ、指摘を受ける回数が増えてくるからです。こんな駆け引きが知らず知らずのうちに行われ組織がギクシャクし始めます・・・ 。

 

いい加減さもマネージメントのスキルの一つです

変な表現ですが、全体を理解したいい加減さも大事です。現実として組織全体がいい加減なら、部署もいい加減な方がバランスが取れたりします。しかし、いい加減のままでは企業は成長しにくいです。同じことの繰り返しの企業のままです。

 

全体のバランスを見た成長が必要

じゃ、どのようにして企業を成長させるのか? 全体バランスを見ながらスパイラルが上昇するように人の成長に合わせてゆっくりとあげていくことだと思います。小規模企業にはそのほうが向いていると思います。数字を落とさずにゆっくりを組織改革します。どこからどのように手を付けていくかは、企業により様々です。

組織は生きています。ジグソウパズルのように工夫をしながら組上げていくことになります。その為には何が大事なのでしょうか? 考える必要があります。

組織ブランディングのためにとても大事な事です。