「たらいの水」 二宮尊徳(金次郎)
人間は皆、空っぽの「たらい」のような状態で生まれてくる、最初は財産も能力も何も持たずに生まれてくる。
そして、その「たらい」に自然にたくさんの人たちが水を満たしてくれる。
その水のありがたさに気づいた人だけが他人にもあげたくなり、誰かに幸せになって欲しいと感じて水を相手のほうに押しやろうとする。
そして幸せというのは、自分はもう要りませんと他人に譲ってもまた戻ってくるし、絶対に自分から離れないものだけれども、その水を自分のものだと考えたり、水を満たしてもらうことを当たり前と錯覚して、足りない足りない、もっともっととかき集めようとすると、幸せが逃げていく。
「たらい」に水が満たされている幸せに先ず気付き感謝と喜びの心を持つことで人生をより豊かにできると言われています。
社内に感謝の心は広がっているでしょうか?
経営者も社員に感謝しなければいけないことがたくさんあります。
社員も経営者にたくさん感謝しなければならないこともたくさんあります。
感謝が前提で働き方改革も成り立つのではないでしょうか?
いつも自分の身に置き換えて・・・。