交流会・交流団体とは? 交流会・交流団体の参加の仕方とは? 意味のない交流会・交流団体の参加とは?上手な付き合い方とは?
目次
様々な業種が加盟する団体は、各都道府県にいくつも存在します
どこかに属しているという企業・経営者がほとんどではないでしょうか。大手の企業なども参加する経済交流団体、ボランティアを目的とした交流団体、自由に交渉し仕事をして利益を上げるための交流団体、参加企業が経営課題を持ち寄りみんなで勉強会を進める交流団体、事務所の知識経験を発表し事例などで勉強する交流団体など様々な主旨目的で運営されています。
もちろん関わり方はそれぞれで、会員登録をしているだけの人、時々勉強会に参加している人、懇親会だけ参加する人、毎回参加して役員まで勤めて活動している人など様々な関わり方があります。
私もいくつかの団体に所属しています
NPOの団体の幹事なども行いボランティアにも少しだけ関わっています。その事で新たに社会との交流の幅を広げています。普段では、会うことができない人に出会えたり、新しい情報を聞くことが出来たり、人数がいるだけ情報が集まり接することが出来ます。その情報を取捨選択して、いかに自社の未来のために生かすことができるか、また、他の経営者と会う時に情報として出すことができるなども会に参加して得られるメリットでもあります。
勉強会などで聞いた話を自社に置き換えて導入することが出来るのか?
勉強会などで聞いた話を自社に置き換えて導入することが出来るのか?これが出来なければ、参加メリットが半減すると言っても過言ではないと思います。交流会に参加すると新しい知人が増えて、楽しい部分もあります。
しかし中には、営業目的が全面に出すぎてみんなに引かれてしまう人など、様々な場面に遭遇します。お酒を飲む機会が増えるので参加していますが、勉強会はあまり聞いていませんとか、懇親会に遅れてきて人懐っこい笑顔で参加する人も・・・。様々な会の楽しみ方があります。真剣に悩む経営者とお話しする事は、とても刺激を受ける時でもあるので参加している醍醐味でもあります。
経営者が参加する交流会
実際に勉強会と言っても内容は、経営に関わる事が多い中で、経済、財務、組織、人事、マーケティング、営業、採用、労務、法律など、現在の自社にはタイミング的にあまり関係ないのではと思うテーマの勉強会があるのは確かですが、参加してみると新たに気づくことがあります。
どのような話の中にもヒントがあるということです。メリットがない団体やあまり関係ない話題なのに参加して意味があるの?という人もいますが、損得で考えればそう判断できるのかもしれませんが、学ぶ姿勢で参加すれば意味のない話はありませんよね。
昨日も同じ団体に所属する経営者の人達と話す機会がありました
ある製造業の経営者との話ですが、その経営者の企業は改革・改善が進んでいないと・・・その原因が、昔から変わらない業界の風習により、服装も仕事の仕方も変えられないという話でした。ユーモアのある経営者でもあり、視点も自由度が高いと思っていましたが、変えられないと・・・。自由度が高い経営者の場合、新しいアイディアが生れたりして改革が行いやすい風土を作りやすいのですが、変えるにはどうしたらいいという質問も来なかったので、そこから先の話はしませんでした。経営者が諦めている場合には、社内は変わりません。すべては経営者の意識次第です。
また、その時に他の経営者の事がポッと浮かびました。
勉強会に参加しても自社に置き換えられない
学んだことをあまり自社内で話さないので自分自身が学べないそのうち忘れていく、聞いた話をそのまま話してしまうと社員が何を言っているのかと不思議な顔になるなど、どんどん言い出せなくなるという負のスパイラルに入ってしまうと言っていた人でした。
この置き換えが意外と難しいようで、どの様に話をすればいいのかも浮かばないとか・・。前向きに考えているので、ステップは上がっているようでした。成長する機会はどこにでもあります。物事の捉え方、事実の捉え方で、次のステップはどのようにでも変化していくものだと思います。
社内改革も同じです。特に交流会に参加している人は、ヒントがたくさんあると思って参加してください。片手にメモをもって、気づいたことを忘れない様に・・・。