後継者が育っていない組織では事業承継は無理
ですから、5年後10年後を見据えて計画的に後継者育成を進めて行くことが必要です。
現在、中小企業・小規模企業の経営者のうち、65歳以上の経営者は全体の約4割を占め、今後数年で、多くの中小企業が事業承継のタイミングを迎えると言われています。
中小企業は今、雇用の創出・新技術の開発等、地域社会において重要な役割を果たしながら、将来を見据えた計画的な事業承継が必要になって来ています。
中小企業庁でも中小企業・小規模企業の円滑な事業承継を実現するための指針書を発表しています。
その中には、事業承継に向けた準備を早期に始めることの重要性が書かれています。
後継者を育成しながら事業承継を進める上での課題や対策を行う場合、実際の組織マネージメントの視点やコンサルタント経験談も折りまぜながらご紹介をさせていただければ思います。