今回は社名について説明させていただきます。開夢ベイシックマネージメントの由来についてです。実は先日、経営者の勉強会の集まりでびっくりするような質問が出てきたので、ここに書くことにしました。
今井さんの会社は、占い関係の会社ですか? 開く夢とあるので、ずっとそう思っていましたと・・・笑。びっくりですよね。笑ってしまいました。そう言えば、昔に「開夢の今井です」と自己紹介すると夜のお店ですか? という質問を受けたことを思い出しました。バー「開夢」あなたの夢を開きます。かなりいいかもしれませんね。しかし、違います。バーではありません。また、占いの会社でもありません。夢を開くということは、占いに通じるのか? 占いでは無くて、現実にしていきたいですよね。
目次
社名の由来ですが
元々は社名よりも経営理念の方が先に出来ていました。それから社名がなかなか浮かばず、試行錯誤をしながら社名を考えました。その頃、一緒に仕事をしていたメンバーに考えた社名を聞いてもらうと似合わないとか、違う気がすると却下されてしまいました。社名が決まるまで、3か月の時間を要したという懐かしい思い出です。
一般的には、社名が先で理念が後からの方が圧倒的に多いかもしれません。
経営理念「原点からの創造」・・・本質とは何なのか? いつも原点から考える。
「時代の流れ」「現代社会の枠」や「一般常識」にとらわれず、物事の本質を追求し、見極めて展開し共鳴できる人達と共に夢の具現化をしていく。
いつも原点から考える思考を基本にしたいと思っています。自分の価値観・フィルター、色眼鏡、世間の常識などに囚われて物事を見ていたら、発想も狭くなるし、偏ってしまうし、広がりがある思考・ブレイクスルーは起きないと思います。その人の根本を見る、その会社の根本を見る、この事をベースにすることを大事にしたい。企業経営の柱にしたいと思いました。
要するに「ゼロ・0」から発想するということ。「ゼロ・0」とは、何もないということ。皆無ということに繋がります。ゼロからの発想、皆無=0ですが、それでは発展性がないので、皆無を開夢と置き換えたということです。いつの間にか、日常の中で思考が固まりがちですが、いつもこの経営理念に立ち返り、リセットしています。
経営方針・・・「結縁」を「結実」し「結歓」する
理念を大切にする人達との縁から果実がなるように成果に結び付けて共に歓び合う出会いを創り続ける。縁を結び、縁を実らせ、一緒に歓ぶ仕事をする。
理念を大切にする人達の縁を大事にして、その企業の、その経営者の思いを実現するお手伝いをすることが、弊社の存在意義と考えます。
「開成開夢」・・・志ある、世の中の人知を開発し、それによって世の中の夢ある事業を共に成し遂げる。
そして、こだわったのが企業ロゴです。
誠実を表すブルーの社名ロゴ(kaimu)から経営者(てんとう虫)が夢に向かって空へ飛び立つ様子を表しています。オレンジと赤のデザインが、てんとう虫の羽根を示しています。
てんとう虫は、地上から飛び立つことはなく、何かに上り飛び立ちます。Kaimuから飛び立つお手伝いをするというイメージで見てもらえればと思います。
てんとう虫(天道虫): 和名の由来は太陽に向かって飛んで行くことから、太陽神の天道からとられたそうです。さらに天道虫の甲羅は赤く黒い斑点があることから、太陽(お天道様)と黒点を連想させ、天道虫となった等。
オレンジは、暖かく、明るい環境や人との繋がりを意味します。
「志のある経営者が原点(kaimu)から創造し夢を開く」そういう企業サポートして企業として共に成り立つと願ったロゴです。
ロゴもこだわり、作成してもらいました。
会社名の由来、理念、方針等を理解してもらえるでしょうか?
最後に「ベイシックマネージメント」の意味について
basicとは、「基礎、基本的なもの、必要最小限のもの」、などと辞書には出てきます。
中小企業で、基本的なことができていない会社がたくさんあります。もちろん、基本的な部分でも段階がありますが、この「基本的な部分を大事にして、社内に定着させる」、「当たり前のことを当たり前に出来ること」や「人が明るく前向きに仕事をする環境をつくること」も基礎的な部分だと思います。
そして、今注目度の高い話題のBCP(事業継続計画)、BCPとは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。この事も企業として、基本的な事と考えることだと思います。
Managementとは、企業におけるマネジメントは「経営管理」や「組織運営」などを意味します。
マネジメントは組織において欠かせないスキルであり、企業の生産性向上やコミュニケーションの向上など管理職は、経営・組織を管理する立場にあり、業務の中でも特に重要なポジションです。その中でも部下の強みを最大限に活かすこと、組織の成果は管理職のレベルや判断で変化をしてしまいます。部下とコミュニケーションを図り、業務に対する動機付けやモチベーションのマネージメントを行いながら、適切に指導・育成することが求められることなど様々なマネージメントがあります。
繋げて考えると基礎的な様々なマネージメントを社内に定着させることで、夢が開く会社の土台ができるということです。基礎的な事ができるだけで十分に結果に繋がると経営者の方は、誰もが理解できると思います。
長々と書きましたが、これが占いの会社、夜のお店と言われた「開夢ベイシックマネージメント」だということを理解していただければ幸いです。
人は色々な見方をしているというのを改めて気づかされました。自分が考えている事、思っていることがそのまま伝わっていることがないということを改めて肝に銘じて、丁寧な説明が必要だと感じました。