社内のレベルアップをしたいが社員が納得しない、社内改革は進まない

企業力の向上、組織力の向上において社員の意識力アップ、技術アップなどは日常の命題です

しかし、改革の事を話すと社員が納得しないというご相談があります。その一つの見方として、この時の経営者の話す内容が、何故か正しいという視点でしか話していないことがないでしょうか?

正しいことって何でしょうか? 正しいことを行うことが次に繋がるのでしょうか?

しかし、正しいこともその場にいる人により変わったりします。誰もが正しい判断だと思って行動をしています、発言しています。どんな基準で正しいと言えるのか? 考えさせられる部分が大きいですね。

声が大きい人が何故か正しい事を言っていることになってしまう

気持ちが強い人の意見が正しいと判断されたり、どんな視点から見ているのかでも正しさは変ったりします。立場が上の人が言うことが、正しいと判断されたりすることもその一つです。自分の考えが、絶対と思い込んでいる人、無意識に思い込んでしまったり・・・。こんなことが日常的に起きています。

 

経営者が正しいと思い込んでしまい一方通行の会話になるというケースがある

その時の状況判断で最良の指示をしたということは解りますが、正しい事をしています、間違っていないというのは、他の社員の価値観を否定してしまうことにも繋がりかねないということです。いわゆるワンマン経営ですね。

また、視点を広げたり、高い視点から物事を判断したりすると一方向からは、良いと思っていても、実は、後の事を考えると違う選択をした方がよかったと言えることと少なくはありません。これは、判断基準が良い・悪い、正しい・間違っているという視点で物事を判断すると起きやすい事柄です。特に視点が狭い人、目先の事しか見えない人、思い込みが強く他人の価値観を受け入れられない人などの場合に起きやすい現象でもあります。

 

正しいはその人の価値観に繋がります。現実には皆さんもご存じの出来レースがあります

話す前から答えが決まっていて、その結論が出ない時に不満顔で、自分が決めている結論が出るまで話し続ける。どんな意見も受け入れない。社員も諦めムードで頷くだけ、はい、解りましたと・・・。そのようにしますとモチベーションが下がります。その時に経営者はもっと、自分を俯瞰してみる事が出来れば、見える世界が変わると思います。社員が意見を言わないからという話も聞きますが、言わせない、言えない様にしていしまっているということはありませんか?

社員の意見を受け入れない、可能性を止めてしまうなど、それが日常になってしまうとその人が来ただけで、今まで話していた会話が止まり、緊張の場となります。

双方の正しさを受け入れ合うことも大事かと思います。立場により、視点により、価値観により、見方は変わります。

 

日常の会議の中でもこの正しさにより歪みが起きることが多々あります

論点が違う土俵で会話が行われるケースがあります。例として、社員の仕事について指導する時、職人さんの場合は、経験や感覚で判断する事がありますが、経営側からすれば、もっと数値で誰にでもわかりやすいようにしなさい、マニュアル化しなさいと指示をしたりします。経営側としてもっともな意見なのですが、社員にとって、自分が先輩から学んで来たことであり、今現在を維持できているのもその人の経験や感覚によるものは大きいのです。しかし、そのやり方では、誰も学ぶことができないから数値で置き換えなさい。それはその通りなのです・・・。

しかし、社員のプライドも保たせながら、新しい方法へ変えて行くように促せることがベストです。正論で社員を詰めてやる気をなくさせてしまっては意味がない。指示する側は、ヒートアップして正論で更に詰めていく、逃げ場がない社員は、担当を降りますという事しか選択肢がなくなり、険悪のムードに・・・。日頃の業務の中でも指示を仰ぐことしなくなり、自分のやり方に走り、また、意見の対立が起こる。経営側の指示を聞かないなくなり、心が離れてしまう関係となってしまうなど、現実に起きている経営者と社員の関係性でもあります。

 

では、どの様に考えて行けばいいのでしょうか?

全体のバランスも考え、経営理念、ビジョンなどから判断が必要になります。良い・悪い、儲かる・儲からない、正しい・間違っているなどの判断にならないようにすることです。

どの様に対応したらよかったのでしょうか? 

皆さんならどうしますか?

正論を振りかざしてはいませんか?

社員との距離が遠くなる瞬間が解りますか?

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