売上数値と経営理念どちらが大事なのか?

中小企業にとってどちらが大事でしょうか?

この課題は、よく話し合いが行われたりします。もちろん相談事項でも時々出てくるものです。皆さんは、どちらが大事だと思いますか? 売り上げが上がらない時にどうしても気になるのが、売り上げ数値です。今月の売り上げが足りないと会社が潰れると悲壮な思いで数字を取りに行きます。確かに売り上げが無ければ会社は無くなります。社員の人達の生活もあるし、顧客に迷惑がかかるし、自分の家族の事もある。そんな思いで経営者は、その月の数字を取りにいきます。

その時の行動ベースの根底にあるものは何なのでしょうか? 相手の為に提案している? 自分の会社の数値優先で提案している? この時の気持ちがとても大事になります。

御社の営業の人達は、どんな気持ちで営業しているでしょうか? 気持ちを焦らせてはいけません。どれだけ数字必達にしても、顧客に対しての姿勢は、変えないことです。一貫して、企業理念を貫いた営業をすることです。その思いが後から数字として跳ね返ってきます。

しかし、実際には理念が浸透してない組織では、営業の数字だけを取りに行ってしまう現実があります。狩猟のようにその時良ければいい、行き当たりばったりの営業になりがちです。

 

答えは

答えは、どちらも大事です。会社の両輪なのです。数字を上げるということは、困っている人達に必要とされてという事(モノやサービスなど)理念がある企業なら、しっかりと売り上げを上げるべきだと思います。

理念がない企業は、理念作成から始めてください。

これからの時代は、特に社会性が求められます。経営計画の見直し、会社の存在意義を社内で共有しながら、経済活動を行うことだと思います。

 

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